はじめに──20歳年下婚の夢を抱いて参加したIBJ Matching
「20代の女性と真剣に結婚を考えられる相手と出会いたい」。そんな思いを胸に、私はIBJ Matching(旧PARTY☆PARTY)の婚活パーティに参加しました。会場は銀座。開催要項には「男性30〜40代、女性20〜30代」とあり、年齢差のあるマッチングを前提としたパーティです。これなら理想の相手に出会えるかもしれない──そんな期待と緊張を抱きながら、私は初めての婚活パーティへ足を運びました。

初参加者の壁──アプリ登録から会場入りまで
婚活パーティに参加するには、まず専用アプリのインストールとプロフィール登録が必要です。私は婚活アプリに不慣れで、操作方法に戸惑いながらも、スタッフの説明を頼りに必死に入力を終えました。会場は明るく清潔感のある空間で、個別ブースが整然と並んでいます。
受付を終えるとスタッフに案内され、パーティ開始まで自席で待機します。早めに到着したこともあり、まだ女性参加者の姿はなく、静まり返った空間に、自分の緊張した鼓動だけがやけに響いて感じられました。
事前プロフィールチェック──理想とのギャップ
開始前には、女性参加者のプロフィールがアプリ上で確認できる仕組みになっています。募集要項には「20代女性も参加」とありましたが、実際に表示された5名の女性は、全員が30代。それも31歳から39歳という年齢構成で、20代の女性は一人もいませんでした。
正直に言うと、この時点で少し肩透かしを食らったような気持ちになりました。プロフィールをざっと読んでみても、趣味や価値観で共通点がありそうな方は少なく、「話が合うかどうか正直不安だな……」と、気持ちは少し後ろ向きになりかけていました。
トークタイム──5対1のリアルな現実
参加者が全員揃い、いよいよパーティがスタート。形式は、個別ブースでの1対1のトーク形式で、約5〜8分ごとに男性が次のブースへと移動していくスタイルです。
私は、第一印象の段階でフィーリングが合いそうだと思える女性はいなかったのですが、それでもせっかく来たのだから、と切り替えて会話に臨みました。
最初の方とは、趣味の話を中心に、なんとか会話を広げようとしましたが、相手の反応はどこかよそよそしいものでした。続く2人目、3人目の方とは多少なりとも会話が弾みましたが、「この人とまた会いたい」と思えるような感触は得られず。
特に印象的だったのは、4人目の女性。こちらが質問しても目を合わせず、ほとんど口をきかないまま時間が過ぎていったのです。明らかに不機嫌そうで、「なぜ参加したのだろう?」と疑問に感じるほどの態度に、内心驚きを隠せませんでした。
「いいね」タイム──気を取り直しての第一投
5人の女性とのトークが終わると、「いいね」タイムに入ります。これは、最初の印象で好感を持った相手に送ることができる一種のアプローチです。
私は、そこまでピンと来た方はいなかったものの、トーク中に共通点が見つかった3名の女性に「いいね」を送りました。相手からも「いいね」が返ってくると、その後のマッチングタイムでお互いを第一希望に設定できるようになります。
内心、「誰か1人くらいはいいねを返してくれるかも」と淡い期待をしていましたが、結果は“ゼロ”。誰からも「いいね」が返ってきていなかったのです。
マッチング結果──現実を突きつけられる瞬間
最終的なマッチング希望の時間となり、私はもう一度、自分なりに相性が合いそうだと感じた方を選びました。しかし、結果は変わらず、誰ともマッチングすることはできませんでした。
スタッフから「本日はマッチングは成立しませんでした」と告げられた瞬間、どっと疲れが押し寄せました。期待と緊張、そして思ったようにいかない現実。婚活パーティとは、こんなにも心を揺さぶられる場なのかと実感しました。
終了後の心情──悔しさ、そして見えた課題
パーティが終わり、会場を後にしたとき、私は静かに歩きながらいろんなことを考えていました。「もっと話し方を工夫すればよかったのか?」「そもそも、20歳の年齢差は無理があったのか?」と自問自答が続きました。
それでも、初めての婚活パーティに参加したこと自体は大きな経験でした。準備の大切さや、自分のアピールの仕方、年齢差に対する現実的な距離感──得たものは小さくないと、今では思えます。
まとめ──次回に向けて
今回のIBJ Matchingの婚活パーティでは、残念ながら良い出会いにはつながりませんでしたが、自分の婚活に足りないものが何かを知ることができたことは、大きな収穫でした。
この経験を踏まえて、次はもっと自分に合ったテーマや募集要項のパーティを選び、外見や内面のアピール方法も磨いていこうと決意しています。
婚活は、失敗もまた一つの糧。いつか理想の相手に出会えるその日まで、試行錯誤と挑戦を重ねていこうと思います。
※筆者の実録婚活記に関する一連の記事はこちらにまとめていますので、是非一読ください。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。